ポメラニアン(犬)の描き方講座1
フワフワなポメラニアンの毛並みはクーピーにピッタリ!
でも、具体的にはどう描けばいいんだろう?
ポメラニアンに細かい下絵は不要か?
フワフワな毛並みに包まれてコロコロのポメラニアン。
この下絵は今までとちょっと違います。ころころの身体には起伏が少なく、首もまったく見当たらないからです。
毛並みを下絵で描きすぎると、色を塗った時に下絵の色が混ざってしまいます。色合いがおかしくなるのはやはり避けたいので、下絵はポイントのみにとどめます。
具体的には毛並みの色が変化するポイントが分かるように飲みしてあります。
今回のように写真を見て描く場合、色塗り時も写真と見比べることが出来ますので、配置のバランスだけしっかりとしておけば、細かい部分は後で写真を見て修正も可能です。
配置のバランスをとったら、まずは顔のパーツの輪郭を黒く抜き出します。
顔は絵全体の中心になるので、ハッキリさせることで周囲をそれにあわせやすくなる他、私にとってはこれから描きますという儀式的な意味合いが強くあります。
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早い段階で茶色で陰影をつける
先日、別の犬でメッシュのように入った黒い毛をくっきり見せるために、黒い毛を先に描くことを行いました。
クーピーではどの色を先に塗るかで、最終的なできが異なってきます。
クーピーは紙の凹凸に色を塗り込んで行っているので、凹凸全てを色で埋め尽くしてしまうと、新たに色を塗り込むのは難しくなります。その為、塗り重ねる色の量には限界があり、また、先に塗った色の影響はずっと残ります。
例えば、白を塗った後に黒を鮮やかに塗り込もうとしても、それはもう出来ません。
犬や人の顔を描く時に、多くの場合下地に肌色を塗っています。これは、何もしないままに茶色や黒色を陰影のつもりで塗り込むと色が濃く付き過ぎて線になってしまうからです。
しかし、先に肌色を塗ってしまうと、濃く陰影をつけるのは難しくなって行きます。
そこで、最近は状況と部分によって最初の色を変えてみたり、順序を変えてその効果を見る実験を行ったりしています。
ここでは、茶色い毛をくっきりさせる為に、実験的に茶色を先に塗りました。
先に塗った茶色の上に肌色、黄色、オレンジそして更に茶色などで毛並みを重ねて行きます。
ポメラニアンの毛並みを仕上げて仕上げる
毛並みの仕上げは薄らと黒を入れて、部分を引き締めます。
そして、必要に応じてオレンジなどを塗り重ね、陰影をより明確にして行きます。
毛並みの陰影は微妙に変化するものが多く、最初から濃く塗りすぎると調整が付き辛くなったり、色の境がくっきり別れ過ぎて、グラデーションになりません。
特に、ポメラニアンは塗り方を適当にすると毛並みのイメージが付き辛いので、毛並みの方向にあわせて色を塗りました。
最後に顔のパーツを塗って完成です。
今のところ、顔のパーツは最後に塗っています。
顔のパーツに色が入ると、いっぺんに絵に命が吹き込まれるのですが、先にこれを塗ってしまうとそれ以外の細部のできで妥協してしまいそうなのです。
絵の中心の顔をより引き立たせる意味でも、周辺をいいかげんに納めるわけにはいきません。
顔のパーツを描き込まなくても満足のいくものをまず作ることで、顔のパーツを描き込んで飛躍的に出来上がりの質が向上するのです。
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