手描きのイラスト講座、塗る順番を考える
下絵はアゴのラインに気を付ける
下絵は必ずしも必要ではないが、手描きの多くは下絵から始まると思います。
手描きイラストとしては、私は男性の他に女性やイヌなどを描きますが、女性は下絵をしなくても描ける方です。
これは慣れているということもあるのですが、別の問題も存在します。
女性の顔のラインは男性に比べて丸みがあるので、輪郭のポイントがシビアではないように思えます。
一方で、男性の方はアゴのラインがシャープで、女性よりも輪郭にしっかりとしたポイントがあるように思えます。
この絵も、必ずしもアゴのラインや顔全体のバランスに成功しているとは思わないのですが、先に書いたような理由で、下絵を離れることは難しいと思っています。
色を塗る順番の実験
CGは塗り重ねた色の前後関係をいつでも変更できますが、手描きはそうはいきません。クーピーの場合、最初に塗った色の方が、鮮やかに見せやすいようです。もちろん、最初に塗った色の上に塗り重ねるのですが、最後にもう一度最初に塗った色を重ねると、塗り重ねの味わいも持ちつつ鮮やかにし上がる気がします。
以前、犬の絵の時にそれで成功しました。
今回はそれを人の顔に応用できないか実験です。
顔の肌を塗るのに、早い段階で彫りの深い部分に塗る茶色を塗ってみます。狙いはこれで陰影を明確に表現することで、男性らしいシャープさを表現することです。
色を塗る順番の実験2
経験的には、下地に塗った色は、後でその色を足そうとした時に非常に色を重ねやすい気がします。
サンプルの絵では、顔の肌を仕上げていっていますが、目元の鼻筋の部分は先に茶色を塗った効果が出ている部分中と思います。
そう考えると、これは成功だと思うのですが、最初に濃い色を塗るのはけっこう経験が必要だと思いますので、慣れていないものを描く時は、薄い色から塗り重ねていくのが無難だと思いました。
ただ、色塗り実験とは話題がズレますが、今回、アゴのラインの色塗りがいいかげんだったのか、上手くいっていない気がします。おかげで最初のイメージともずれてきているので、男性はやはりこのラインに気を使わないとと思いました。
髪の毛を塗り、全体を調整する
クーピーで手描きする場合、髪の毛は結構な課題に思える。
その意味では今回は比較的上手くいっている気がする。
なるべく線で描き込むことが基本なのかとも思うのですが、そうなると、長い髪は結構めんどうになってしまう。
それなりにリアルを目指しているとはいえ、これも絵なので、もっとマンガタッチな髪型を考えてみても良いのかもしれない。
これは今後の課題ということで。
とにかく、髪の毛を描き、服を適当に描き加えるときに、バランスをとる為に顔に少し色を加えました。
あと、最後は全体的に立体感を増す為に、顔の輪郭にオレンジを加えて輪郭を濃くしています。
まあ、そこそこ良い出来だと思います。
【手描きイラスト講座】犬と顔の描き方(書き方)の一覧はここ >>







