【似顔絵の描き方】クーピーの持ち味を活かす学校

クーピーの持ち味を活かした似顔絵の描き方とは?クーピーで描く似顔絵の描き方を紹介。イラスト、デザインの学校(専門学校)


【似顔絵の描き方】クーピーの持ち味を活かす

How to Presentment.


クーピーの持ち味を活かした似顔絵の描き方とは?


対面式の似顔絵は特にスピードが命だと思っています。

私が使用する画材、クーピーは周囲も汚れず、乾きを待つ必要もありません。

重ね塗りが自在に行えるのも素晴らしい特徴だと思います。


基本的に、その持ち味としては色鉛筆に似ているのですが、塗りつぶすには確かに少々時間を要しますが、色鉛筆よりは効率がよく、発色もキレイです。また、芯が柔らかいので紙にペンの跡が残りません。


そんなクーピーですが、実際にその持ち味を活かすにはどのように扱えば良いのでしょうか。

クーピーそのものの持ち味の説明は別の記事【クーピー講座】に譲るとして、ここでは身につけた似顔絵の描き方を紹介したいと思います。


私に似顔絵の描き方の最大のポイントは、下絵をしない点です。

これには大きな理由が2つあります。


  1. 輪郭線を線で描かない方がクーピーの色合いが活かせると思っているから。
  2. 描き上げるまでの時間の短縮

では、具体的な描き方の説明を以下に紹介しましょう。



最低限の顔のパーツのバランスを取ります


バランスを取る 笑顔の描き方

下絵をしないで顔を描いた場合、最も苦労するのは顔とパーツのバランスの確保です。

また、特に注意せずに顔の絵を描くと、顔は自然と真っ直ぐになっていきます。 斜めに傾いた顔を描いたりする場合、それをキチンと意識する意味でも、最低限の位置取りは重要です。


そこで私は今、最低限の下書きとして、右の例の赤丸で囲った部分をチェックすることで、顔の大きさ、傾きなどを最初に調整しています。

目元、口元、鼻の周辺は普通は影になる部分なので、多少のチェックを入れてもあとで色を塗ると消えてしまいます。

そこに判別できる程度の点をつけておくことで、最終的には消えてなくなる目印としています。


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似顔絵の目、口元、鼻の影を描く


バランスを取る 笑顔の描き方

ほとんどの場合、顔の絵の評価は顔のパーツの出来、特に目の出来で決まってしまいます。

また、下絵をしない場合、絵は結果として小さくなったり、大きくなってしまったりということがあります。

その為、絵は顔の中心から広げるように描いて行った方が、全体としてのバランスが取りやすいと思っています。


右の例で線を入れている部分は特に影の濃く入る部分に限っています。口元は唇のラインが何となく想像できるくらいの線を入れておきます。口元に濃い影を入れるのは実は非常に大切で、これがないと絵が引き締まりません。


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女性の顔の陰影は、ピンクで下地を敷く


笑顔の陰影をつける 笑顔の描き方

私はほとんど機会が無く、滅多に男性を描かないのですが、何度か男性を描く内に、男性と女性で色の使い分けが有効であると気が付きました。

男性を男性らしく見せるには、ピンクを使わず、茶色、時には青などを薄らと重ねるなどして、血色を良く見せない方が男性らしく見えたりします。血色を良くする場合はピンクよりも赤を使用します。


そういった経験で気が付いたのは、女性の場合、影になる部分の下地にピンクを敷いておくと、より女性らしく、キレイに陰影を表現できるということでした。

実際、陰影は入れからを間違えるとシワやヒゲのようになってしまいます。

ピンクを下地に敷くことで、そのような失敗もある程度回避できると思います。


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オレンジを重ねて顔の陰影を明確に


顔の立体感を出す 笑顔の描き方

ピンクで下地を敷いた上に、オレンジを重ねます。

この時、例では顔の輪郭らしきものが見えてきていますが、顔の輪郭はそれほど明確にする必要はありません。ただ、一度塗った色を消すのは困難ですので、なるべき輪郭をはみ出さないように気をつけましょう。

ちなみに、下絵がない以上、輪郭はイメージの中にあるものでしかありません。

この点は練習を重ねるしかないと思います。


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眉、眼球など、顔の黒い部分(または影)を描き加える


顔の立体感を出す 笑顔の描き方

見た目の印象が一度に変わったのではないでしょうか。

眉を描き加えたのも大きく見た目の変わった要因ではありますが、実際には眼球に色を入れたのが大きな要因になっています。

目をしっかりと描くということ、またその出来は、それほどまでに顔全体に対して影響を与えます。

また、口元、鼻などの陰影をいっそう明確にしたことも絵の存在感を高める要因になっています。


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髪で顔全体の輪郭をイメージさせる


顔の立体感を出す 笑顔の描き方

肌の輪郭線を描かない場合、髪は輪郭線をイメージさせる上で重要な役割を果たします。

右の例で行くと、赤いラインを引いて強調してある部分を見ていただけると良くわかると思います。

髪の毛は1本1本が明確な線なので、これをまったく線を入れずに描くことは非常に難しく、また、素早く書き上げたい場合には向いていません。

素早く描き上げるためは、髪であることをイメージさせ、その流れをイメージさせる最低限の線は必須です。

一方で、その線を上手く利用するとこで、効率的に顔の輪郭をイメージさせることが出来ます。


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髪に自然味を加え、顔に馴染ませる


顔の立体感を出す 笑顔の描き方

髪の色は、何もしなければ日本人は黒が当たり前と思われるかもしれませんが、それほど簡単ではありません。

と言うのも、髪は常に外の光を浴びているので、その光の色、当たり方で微妙に色を変えているからです。

黒だけで髪の毛を塗りつぶした時より、茶色やオレンジといった色を髪の色に混ぜ込んだ方が自然味が増します。

また、純粋な黒などの最も濃い色は先に髪として書き込んだ線として利用しています。ここに髪を黒で塗りつぶしてしまうと、この線が隠れてしまうというデメリットもあります。


この用に、クーピーは様々な色を塗り重ねることにより、より深い味わいを表現することが出来ます。

クーピーの色の重ね方は別の講座で紹介しています。


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